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キリスト信徒やまひでの心の窓

キリスト信徒やまひでの心の窓

迷子の羊

迷子の羊(ルカによる福音書15章1ー7)

 「だれでもいらっしゃい!」
 あれ、場違いな人が混じって食事をしているよ。
 あれあれ、イエス様気づかないんだね。
 「あんな不信心な人たちをお迎えになるとは、どういうことだ?」
 ぶつぶつ言う声がイエス様に聞こえた。

 「羊を百匹飼っている人はいるかい? 一匹がどっかに行っちゃったら、どうするんだい?」

 は~~い、99匹残っていればいいでぇす。またすぐに生まれて100匹になる。100匹どころか150匹にも、200匹にもじきになります。

 算数や理科の時間ではないね。「宗教」の時間だよぅ。
 その1匹が私には大切ね。あの岩山に迷って行ったのかな~

(やまひでの声)
 ボクたちは、神様のご計画のもと、母さんの胎内で形作られて生まれてきている。
 一人として、弾みや偶然で生まれてきた人はいない。
 一人一人が神様の深いご配慮の中に造られ、生まれさせられたので、神様にとってはボクたち一人一人が大切だ。
 一人も無駄に造られた人はいない。
 
 「おーい、おーい、帰っておいで! おーい、どこだ?」

(余談)
 人は神様に造られた存在だから、神様の元に帰らなければほんとうの平安はない、とアウグスチヌスは言った。
 ボクは若い頃、飽きっぽい人間で、楽しいことをしてもすぐに、つまらなくなった。
 勉強にも身が入らず、何もかもが中途半端だった。
 しかし高校2年生の秋、初めてあこがれの教会に行ってイエス様を知った。
 ボクが教会に行きはじめたと聞いた友人たちは、口をそろえて、
「やまひではすぐにやめてしまうよ」
と言った。
 NO, 心に訪れた安らぎは、心の奥底にどっかりと居座って、もうどこにも逃げなかった。

(本題に帰ります)
 ステキな羊飼いさんは、見つけた羊を肩に載せて、喜んで帰ったって!

 最後にイエス様のお言葉がある。
「言っておくよ、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人のことより、ずっと大きな喜びが天の御国にあるよ」



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